用語集

あ行

アーカイブ

【あーかいぶ】

資料をひとまとめにして保存すること。日本では書庫と訳されることが多い。通常は複数形(アーカイブズ/アーカイブス)で使用し、文書保管を目的とした施設や仕組みを指す。

移管

【いかん】

文書の管理場所を移し変えること。

移行

【いこう】

文書の管理部署を移し変えること。

一般文書

【いっぱんぶんしょ】

一般とは「ごく当たり前であること(普通の)」であることから、ごく当たり前の(普通の)文書のこと。

AI

【えーあい】

人工知能

か行

格納・収納

【かくのう・しゅうのう】

しまい入れること。または物を片付けてしまうこと。

危機管理

【ききかんり】

起きてしまった事故や事件に対して、ダメージを減らすべく対応すること。またはその手段。

共有(用)文書

【きょうゆう(よう)ぶんしょ】

組織が共同で管理する文書のこと。

現有文書

【げんゆうぶんしょ】

保管と保存を含めた文書の総称。主に行政機関で使われる。保有文書とも呼ぶ。

公文書

【こうぶんしょ】

行政機関において職員が職務上作成し、又は取得した文書。

個人文書

【こじんぶんしょ】

組織で管理、活用する必要のない文書。

コンプライアンス

【こんぷらいあんす】

企業が経営・活動を行う上で、法律や規則などのルールや社会的規範、企業倫理などを遵守すること。

さ行

再評価

【さいひょうか】

文書をいるものといらないものに仕分けること。及び、残すもののステータス(保存場所や保存期間等)を決定すること。

サプライ

【さぷらい】

ドキュメントを綴じるために使用するバインダーやラベル等の総称。

J-SOX法

【じぇいそっくすほう】

アメリカのサーベンス・オクスリー法(SOX法)に倣って整備された日本版のSOX法のこと。金融商品取引法の一部についてこう呼ぶ。上場企業およびその連結子会社に対し内部統制報告書を提出させることで財務状況、会計監査の強化等を目的としている。

什器

【じゅうき】

文書を事務室で保管しておくキャビネットのこと。

集中(共有)管理

【しゅうちゅう(きょうゆう)かんり】

分類順配架等保管方法をルール化し、文書を1箇所に集め、組織として管理すること。

書架

【しょか】

文書を書庫で保存しておく書棚のこと。

書庫保存システム

【しょこほぞんしすてむ】

活用頻度の低下した文書を箱詰め後書庫で保存し、利活用や廃棄が円滑に効率的に行える仕組み。

資料

【しりょう】

職務遂行上必要なもので公文書以外のもの。(書籍、法規集、統計資料類他)

セキュア

【せきゅあ】

「security:安全」の形容詞で、安全な、危険のないの意味。

ソリューション

【そりゅーしょん】

問題を解決すること。専門の業者が顧客の要望に応じてモノ・ヒトを提供しシステムを構築すること。

た行

帳票

【ちょうひょう】

伝票等事務処理を簡潔にするために作成した事務用紙。

重複文書

【ちょうふくぶんしょ】

全く同じ文書のこと。

電子化文書

【でんしかぶんしょ】

紙文書をスキャナーし、PDFやTiffデータに変換した文書データのこと。

電子データ

【でんしでーた】

PCで作成しPCハード内に保存したファイルのこと。

電子文書

【でんしぶんしょ】

ワードやエクセル等PCソフトで作成した文書データのこと。

ドキュメント

【どきゅめんと】

職務上作成した文書および収受した文書。

な行

内部統制

【ないぶとうせい】

組織がその目的を有効・効率的かつ適正に達成するために、ルールや業務プロセスを整備し運用すること。

人日

【にんにち】

業務やシステム開発などの工数、仕事量を表す単位のこと。「人数×時間(日)」で表される。プロジェクトの大きさを表したり、一人当たりの費用日額を掛け合わせて費用算定/見積に利用される。人工と呼ぶこともある。

は行

BCP

【びーしーぴー】

business continuity planの略。事業継続計画のこと。災害や事故など予期せぬ出来事の発生で事業が存続できなくなるリスクを事前に分析・想定し、継続に必要な最低限の業務や、復旧時間と対応策などを定めた包括的な行動計画のこと。

ファイル

【ふぁいる】

ドキュメントを、適切なサプライに綴ったものや製本等されているものの総称。

文書

【ぶんしょ】

ファイル化されたものやバラのもの等記録された紙の総称。

文書分類

【ぶんしょぶんるい】

組織で使用する文書の体系的区分。

保管

【ほかん】

文書を事務室で管理すること。

保管文書

【ほかんぶんしょ】

事務室等身近な所で管理する文書のこと。

保存

【ほぞん】

文書を事務室外(書庫等)で管理すること。

保存期間

【ほぞんきかん】

完結した年の翌年を起算年度として廃棄されるまでの保存年数のこと。

保存文書

【ほぞんぶんしょ】

書庫等離れた場所で安全に管理する文書のこと。

保有文書

【ほゆうぶんしょ】

現有文書と同じ意味。

ま行

メディア

【めでぃあ】

媒体の意味。文書管理では主に、記録媒体(電子データを保存する媒体)のことを指す。

や行

ユーザビリティ

【ゆーざびりてぃ】

「usable:使用可能な」の名詞形で使いやすさや有用性・利便性のこと。ユーザーにとっての効率性や満足度を指す。

ら行

ライフサイクル管理

【らいふさいくるかんり】

文書の作成から廃棄までのそれぞれの段階で適切に管理する手法。

リスクマネジメント

【りすくまねじめんと】

これから起きるかもしれない危機に対して、事前に対応しておくこと。

リテンション管理

【りてんしょんかんり】

文書を事務室から書庫へ置換えたり、ライフサイクルに沿って廃棄処理を適切に管理する手法。

わ行


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